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長崎・島原で麺といえば、まず思い浮かべるのがちゃんぽんや皿うどん。長崎に行ったら食べておかなければならないご当地グルメのひとつです。加えて椿油を使った五島の手延べうどんは、つるつるとした食感とコシの強さが特徴で、あご出汁との相性が抜群。そして実は「島原そうめん」も日本のそうめん文化には欠かせない存在なのです。中国の麺は遣唐使によって寄港地であった長崎に持ち込まれたなど諸説ありますが、その麺がちゃんぽんやうどんなどカタチを変えて長崎の食文化に根付いたようです。「島原そうめん」は島原の乱の際、島原南部地方の人口が激減し、復興策として徳川幕府は強制的に移民政策をとることになりました。その移民の中にそうめんの一代産地であった小豆島の住民がおり、そうめんの作り方を伝えたといわれています。現在日本にはそうめんの製麺所が約800軒あるのですが、そのうちの150軒が実は「島原そうめん」の製麺所。今では1人あるいは2人で製造している製麺所も多いため、生産量が少なく県内でしか出回っていないそうめんもたくさんあります。そんな「島原そうめん」の特徴は、“コシの強さ”。五島の手延べうどん同様、グツグツと煮込んだ地獄そうめんも煮崩れせずにつるつるとした喉ごしを楽しめます。もちろん製麺所によって製法が異なるので、いろいろなそうめんを食べる旅を楽しんでみるのもいいですね。
今月の絶品そうめん①
キリシタン禁教のとき、フランス人宣教師マルコ・マリー・ド・ロ神父が南島原に赴任してきました。
彼は村民の貧しい生活に驚き、生活を向上させようとマカロニ技術を駆使して、そうめん製造の技を伝えたことがはじまり。
第二次世界大戦の混乱の中製造は途絶えてしまいましたが、約40年後に復活。少し太めでコシが強いのが特徴で、昔ながらの手延べ製法にこだわった味を味わえます。「島原そうめん」のド定番といえるそうめんです。
今月の絶品そうめん②
ご覧の通りイカ墨を練り込んだ真っ黒なそうめん。イカ墨のなめらかな口当たりが特徴で、あご出汁やめんつゆでシンプルにいただくだけでなく、パスタのような洋風アレンジや中華風アレンジも楽しめるのが特徴です。
イカ墨を練り込んでいるため、口の中や周りが真っ黒になることもなく食べやすいのもいい。今までなかった進化形そうめん。ぜひチャレンジしてみてください。
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