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9月お届けのそうめん

旅するそうめん 沖縄編

沖縄チャンプルーの旅

沖縄では季節を問わずそうめんが食べられています。暑い場所ですから、きっと年中めんつゆに付けてツルツルと食べているのであろうと思いきや、そうめんチャンプルーとして食べられているのです。食卓に並ぶだけでなく、おやつ、おつまみ、お酒を飲んだ後の〆……。そうめんチャンプルーは子どもの頃から食べている“おばあの味”なのです。

定食屋さんや公設市場にある飲み屋街でも、そうめんチャンプルーは定番メニュー。作り方や具材はお店によって変わるので食べ歩きしてみるのもおすすめです。

ちなみに“チャンプルー”とは、豆腐が入っているものを指すそうですが、ここで出てくるのは豆腐は入っていません。豆腐の入っていないものは「そうめんタシヤー」というのが正しいようですが、現在では豆腐が入っていなくても“そうめんチャンプルー”として一般化されています。そのほかにもそうめんを茹ですぎてしまってプルプルの状態になった「そうめんプットゥルー」、おすましのような汁にそうめんを入れた「そうめん汁」も沖縄では当たり前のように食べられています。琉球料理にもそうめんを使った「如意素麺(ルーイゾーミン)」という料理があります。折りたたんだそうめんの上に豚肉や大根、しいたけ、からしをのせ、かけ汁をかけたもので、見た目も美しく、おめでたい席での汁ものとしても食べられています。

沖縄の食にそうめんはなくてはならないもの。沖縄へ行ったら、沖縄そばもいいですが、まずは本場のそうめんチャンプルーを楽しんでみてください。

今月の絶品そうめん

沖縄製粉「龍頭」

沖縄唯一の製粉所で、そうめんの他にも小麦粉やサーターアンダギーの素など、沖縄の小麦粉文化を支えてる製粉所です。

そうめんの「龍頭」は、他県で作られている製法とは少し異なり、ドライで芯がしっかりしているのが特徴。パラパラのチャーハンのような食感を楽しめるため、そうめんチャンプルーにぴったりなのです。そうめんチャンプルーを作るときは、ゆで時間を90秒にして、そうめんの食感が残るようにするのがポイントです。

らくちんちゃんぷるーそうめん

発酵調味料や魚介エキスなどが入ったそうめんチャンプルーの素。好みの具材をフライパンで炒めて、茹でて氷でしめたそうめんをあえた後に加えるだけで、本場の味になるタレ。チャーハンやだし巻き卵などいろいろな料理にも使えます。

※写真はイメージです。

真鯛だし塩

国産の真鯛に、まろやかな海塩を加えた万能調味料。お湯に真鯛だし塩を入れるだけでも美味しいスープが出来上がります。

他に味付けをしなくても十分美味しいそうめんチャンプルーが出来上がります。らくちんちゃんぷるーそうめんと併用するのもアリ!

いい器は料理を美味しくする 器のはなし

笠間焼のKeicondoが作るそうめん器。

ソーメン二郎さんがそうめん用として作ってもらったのがこの器。

作者である陶芸家のKeicondo(ケイ・コンドー)は、笠間焼の陶芸家でエチオピア人の父と結城紬を学ぶ日本人の母をルーツに持ち、様々な文化をミックスしているのが自身のアイデンティティだと話します。

2年間暮らした南米ボリビアの大地の色からインスパイアされた黄金色に輝いた器。ダイナミックで力強く、だけれど素材を引き立たせる効果も持ち合わせます。ソーメン二郎さんも、自宅で愛用しているそうです。

Keicondo Instagram(@keicondo

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